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メイくんを保護された方と何度かメールのやり取りをするご縁があり、保護当時のお写真を提供して頂きましたのでこちらで紹介させて頂きます。
このブログでは保護された方(ご夫妻ですが)を仮にメイくんママと呼ぶ事に致します。

2007年5月。
親とはぐれ衰弱し、まだ目も開いていないテンの赤ちゃんを見つけ、そのまま放置しておいたら死んでしまうと家に連れ帰ったメイくんママ。
この時にはメイくんがどんな動物であるか判っていなかったようです。

ネットで調べたり動物病院に行ったりして、ホンドテンである事が判明。
そして楽しくも大変な日々のお話も伺いました。
部屋で遊ばせれば大喜びで部屋の中を跳び回り、人の頭に駆け上がり、テーブルの上の革製の財布をかじり、ごみ箱の中身を引っ張り出したり…
メイくんが喜んで飛びついてくれば、鋭い爪に腕は傷だらけ。
甘がみも鋭い歯なのであちこちボロボロにされたり、傷だらけになりながらも目を細めていた事でしょう。

しかし、楽しい事ばかりではありません。

とりわけ野生動物であるメイくんをどう扱うのか?
親を知らず、人に慣れてしまったメイくんを野に放てるのか?
また、保護した動物を長期に渡り飼育するには色々な手続きも必要になってくるようで、それをしなければ違法となってしまうのです。
動物の保護には色々と難しい事が付きまとうのですよね。

飼育ボランティアの許可を取り、飼育しながらも動物園探しを始めたメイくんママ。
かいつまんで書いてしまうのが申し訳なくなるくらいに色々とご苦労をされ、やっと引き取ってくれる動物園と巡り会えたのです。

動物園に入れる事は良かったけれど、入ってしまったらもうそんなに広い所に出る事は出来なくなる。
ましてや目も開かないうちに保護されたメイくんは親の姿も知らず、外の世界も知らない。
だから今のうちに少しでも外の世界に接する機会を与えてやりたい、世の中にはこんなところがあるんだ、野山の緑は遠くまで広がっているんだと知らせてやりたいとメイくんを外に連れ歩いたメイくんママ。

最初のうちは散歩に連れ出しても足元を離れようとしなかったメイくんも、大きな樫の木の幹につかまらせると嬉しそうに幹を登っていき、大きな枝を難なくわたり吹きわたる風を気持ち良く体に受け、無心に木登りを楽しんでいたそうです。

そうして、秋には動物園に引き取られて行きました。
私達がメイくんを知る事になったのは動物園で展示が始まってから。
人に育てられただけあって人懐こく、また、少々騒がしかったり悪さをする人にも臆する事もなく、ノビノビとした姿のメイくんに逢う事ができました。

夏毛のメイくんも冬毛のメイくんも1歳~2歳へ、そして3歳へと年を追って変わっていく様子をまだまだ見ていたかった。
今年の気候の変化とりわけ寒暖の差がこの小さくも愛らしい動物の命を奪ってしまいました。
改めて命の儚さを思い知りました。
短い間だったけどその愛らしい姿を見せてくれてありがとう。
まだ、あのケージを見ると洞にメイくんが隠れてるんじゃないのかと探しちゃいそうです。

メイくんママはケージの巣穴のそばに咲く一株のスミレを見つけ、家に持ち帰り「メイのスミレ」と名付けて鉢植えしたそうです。
小さなメイくんに似つかわしい、小さくて可憐な花がメイくんママの心を癒してくれますように。
そして、来年また再来年と花を咲かせますように。
2009/04/08 (水) | 食肉目 | 今日の動物は? | edit
Tag:ホンドテン
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