







■ 全9枚■ 全9枚2008/10/03 かみね動物園から八木山動物公園に移動した
クロサイの
メイ(♀)。
メイは室内から放飼場に出る際に通らねばならない細い通路が大嫌い(恐かった)だったそうです。
私が見た時(2008/12/23)にはUターンでも出来なくて直進してはそのまま後ずさりする常同を繰り返していました。
電柵に引っかけて怪我を負ったのでしょうか、顔も体もあちこち傷だらけになっていました。
2008/12/28に敗血症で亡くなったと…
メイの痛々しい姿に当時、ブログに掲載できずにいました。
そして、今年(2009/12/23)にあの通路には
クロサイの
アース(♂)の姿がありました。
アースは2009/10/05に金沢動物園から移動し、11/03から放飼場と屋内の観覧通路で交互に展示が開始。
私がアースの姿を発見した時は室内寄りの通路の一番奥でじっとしていました。
「アース、元気だった?」と声を掛けると上手にターンしてこちら側にゆっくりと歩き、近くまで来たら顔を上げて見つめてくれました。
まだ、4歳と若く体が大きくなり切っていないからか、Uターンで体をぶつける事もありませんでした。
しかし、アースのお尻にもいくつか傷があり、去年の事があるだけにちょっと心配でもあります。
シロサイのシンシアは長年、八木山で暮らし放飼場にも慣れているので、あの通路や電柵もなんの問題もないのでしょうが移動してきたサイ達の傷ついた姿を見る度に、怪我を負わせずに済む方法はないのか?
あるいは通路や放飼場など改修する必要もあるのではないか?と。
とにかく、メイのような悲劇は二度と繰り返して欲しくないです。